毬を結ぶ
久しぶりに晴れた日曜日
長閑な昼下がりに毬を結ぶ
「結び」の語源は「産霊」(ムスヒ)
辞書で調べると万物を生み成長させる神秘で霊妙な働きとされていた。
産まれてきた男の子をムスコ、女の子をムスメと言うのもここから来ているそうだ。
水引を結びながら、語源や歴史にも思いを馳せています。
この毬は水引ライナー主宰micono氏が何年もかけて生み出した「水引毬飾り」
3角構造6本、9本、5角構造10本、15本の4種。
幾重にも重なるあわじ結びから成るなんとも美しいフォルム。全国から(海外からも)この毬を結ぶノウハウを学びたいと門を叩く人が後を立ちません。
私も魅了された1人。ただ結ぶだけではなく、何かが宿ったように毬に込められた思いまでが作品に現れる事を目指します。そしてmicono氏から認定を受けた者だけが「水引毬遣い」として毬を作ることを許されるのです。
大塚三業アトリエfeuilleの毬飾りは、micono氏から認定を受けた正規品です。(認定No.002)
どの作品にも思いを込めて結び続けて行きます。
水引は紙で出来ていますのでとてもデリケートな素材です。力が加わったり水に晒された状態は変形などの原因になりますので優しく扱ってくださいませ。
尚、不具合が出た時はご相談ください。いつまでも長くご愛用頂けるようメンテナンスも承ります。